来週は、4日間のLinux講座だが、次の週、8月に入ったら、すぐに海外で、LSIの設計講習を行うので、その準備のため、Alliance VHDLをcoLinuxへインストール中。
Alliance VHDLの構築された頃と、多少、コンパイラなどの状況が変わってきていて、1カ所パッチが必要なのと、coLinuxでディストリビューションはUbuntuにしているが、デフォルトでは必要なパッケージがなさ過ぎなので、パッケージを追加する。
追加パッケージは、
libmotif-dev, bison, byacc, tk8.4-dev, libxi-dev, libxpm-dev, libgl1-mes-dev, flex, g++
などである。ログからリストアップしているが、不足分があれば、申し訳なし。
変更箇所は、
nero/src/ADefs.h の141行目をprivateからpublicへ。
これだけあれば、
./configure –prefix=/opt/alliance
make
make install
で構築できるはず。
coLinux-7.3のubuntuは、バージョンがいくつなのか知らないが、AllianceのMLには、ubuntuのg++-4.3だとコンパイルに失敗するようなことが書いてある。coLinuxでインストールしたものは、4.0.3なので、とりあえず、g++はそのままでOK。
cofsでWindows側のパーティションを読み書きできるようにしておけば、Windowsのツールと、行ったり来たりも簡単になる。DrealやGraalでは、X11の画面が必要なので、XmingをcoLinuxと同時に立ち上げるように、ubuntu.confのコメントアウトを外す(パスも修正)。
X11の画面をWindowsに飛ばすのに、DISPLAY変数を.bashrc_profileに設定しておく。
.bashrc_profileにallianceのインストールディレクトリの alc_env.sh をsource する記述を追加。
でいいのでは?
下記の加算回路を作って、動作確認
module test {
input a<8>,b<8>;
output f<8>;
instrin ex;
instruct ex f=^a + b;
}
レイアウトの詳細チェックをする時間はないけれど、一見、できていそう(笑)。
sfl2vh, vasy, boog, ocp, nero,graalの順番で処理した結果が画像である。
ringを動かしていないので、パッドは付いてない。
このレイアウトを作成するには、以下のコマンド列を実行する。
sfl2vh test.sfl
vasy -p -a -I vhdl test
boog test
ocp test test
nero test test
graal -l test
以上で、画像のレイアウトが出る。
Unknown
MACOS-10.5でのAllianceインストールができましたのでご報告申し上げます.
1)MACPORTをインストールする
2)openMotifをインストールする
sudo port install openMotif
3)Alliance最新版をインストールする
sudo port install alliance
これだけです
自前で./configureしてmakeするとgrealのところでエラーで落ちる(libXm.aのあたり)件が,いとも簡単に解決してしまいました.
ただ,macportのログを見ている限りでは,どうもallianceのダウンロードサイトがなくなっているものもあるようで
自前でビルドできる説明も必要かと思います.
******
macport がどのような処理をしているのかのログがあればいいんですが,まだ追いきれていません.
コメント by まさちく — 2009年8月15日 @ 2:47 AM
Unknown
おかしいですね~、私のブログには特に何もしなくてもコンパイルできたように書いてあるし、実際に、自分のコンパイルログには、おかしなパラメータを指定したようには書いてありません。(–prefixだけ)
もしかして、OpenMotifをダウンロードしたのがいけない?
コメント by 組み込まれたエンジニア — 2009年8月15日 @ 10:34 PM
Unknown
なるほど,OpenMotifが悪さをしているんでしょうかね.
X11自身は,素でMACOSにはインストールされていて,OpenMotifをいれることで,Ngが発生しているということでしょうかね.
>(–prefixだけ)
実は,まだX画面が動いていません.
環境変数設定がうまくいっていないようで,vasyはいけたのですが,boom/boog以降が動いていません.
マニュアルを見ながら設定をこれから行います.
コメント by まさちく — 2009年8月16日 @ 10:11 PM
Unknown
昔のMacOSXはX11は別途インストールが必要でしたが、今の開発キットにはX11が標準で入っています。
MacportからOpenMotifをリムーブしてconfigure/makeをやり直してみてください。
私のメモを見る限り、特別なことは何もやっていないようです。
コメント by 組み込まれたエンジニア — 2009年8月18日 @ 7:30 PM