アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2009年6月17日

イエスの王朝

Filed under: 日記 — タグ: — い~ぐる @ 4:28 AM

宗教というよりは、イエスという人が本当は何をして、何を言ったのかを明らかにしようとする試みをしている本だ。この手の本が好きでよく読むのだけれど、この本は、本当に面白かった。新約の世界では、パウロによって神格化されたイエスは、その実像はほぼ抹殺され、本人はユダヤの律法に従うことを説いたにもかかわらず、イエス自身が神に祭り上げられた。しかも、弟で、後継者だったヤコブは、新約の世界で完全抹殺と言ってもよいほどの軽い扱いを受けているが、正教の世界で福音書に入らなかった文献や、福音書の各文書間の違いから、本来の姿を抽出していく様は、パズルを解くようで、スリル感たっぷりであった。
疑問に残ったのは、イエス自身に、自らが伝説の預言者であることを確信させた、奇跡の出来事はどのような仕組みで行われたのかである。

イエスの王朝 一族の秘められた歴史 (2006/05/20)
ジェイムズ・D・テイバー

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