アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2009年5月4日

インフルエンザへの警戒

Filed under: 日記 — タグ: — い~ぐる @ 1:40 PM

母から、マスクがないなら送るというメールが来た。インフルエンザの報道に心配しているのだろう。
だが、インフルエンザは飛沫感染であり、極端に心配することはないのだ。
患者に1m以内に近づいて、直接飛沫を浴びたりするのは、もちろん、NGなのだが、もう一つの感染は、おそらく、飛沫が付着した所を手で触り、その手を使って物を食べたり、飲んだりすることだ。
食べたり飲んだりしなくても、口に手をもっていく癖のある人も要注意だろう。
飛沫を体内に入れないため、手洗いが、とても重要となる。
昔、どこかで読んだ情報だが、20世紀医学の最も重要な発明は、

手を洗うこと

だという。
うがいの予防効果は、ウィルスの付着すぐでないとないので、限定的だが、手を洗うことは、とても重要な予防になるので、頻繁に手を洗うことを推奨する。
もちろん、電車や飛行機など、1m以内に長時間飛沫を浴びる可能性のある場所では、もう少し違う予防手段も必要だろうけれど、必要以上の心配をすることはない。
飛沫感染は、直径5μmより大きい飛沫粒子により感染を起こすもので、咳やくしゃみ、会話、気管吸引など、約1mの距離内で濃厚に感染を受ける可能性がある。(宿主の結膜、鼻粘膜、口に沈着して起こる)
 飛沫感染を起こす微生物は、インフルエンザ菌、髄膜炎菌、ジフテリア菌、百日咳、ペスト菌、溶連菌、マイコプラズマ、インフルエンザウイルス、麻疹ウイルスなどがある。
  空気感染は、病原微生物を含む飛沫核が直径5μm以下と飛沫感染での飛沫核に比べて小さく、そのため長時間空中を浮遊し、空気の流れにより広く伝播されるのが特徴である。
 空気感染を起こす微生物は、麻疹ウイルス、水痘(帯状疱疹)ウイルス、結核菌がある。

Powered by WordPress