お正月に開発したAISoCは、Apple-I互換機と言っているが、互換なのは、キーボードとモニタのIOポートの仕様(アドレスとデータのビットマップ)だけであり、それ以外はまるっきり無関係である。
そもそも、その頃には存在していなかったIOもかなり搭載している。
こいつのCPUは、自分で開発した6502互換CPUであり、論理回路はすべてフルスクラッチで自分で書いたものだ。
今日、VRAMを2ポートに変更したついでに、変更後のXilinxの合成結果を眺めていて、ふと、クロック周波数の上限が、80MHzとなっていることに気が付く。
Timing Summary:
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Speed Grade: -5
Minimum period: 12.457ns (Maximum Frequency: 80.274MHz)
Minimum input arrival time before clock: 7.711ns
Maximum output required time after clock: 9.172ns
Maximum combinational path delay: No path found
AISoCは、この周波数で実際に動かしているのでなくスターターキットの50MHzのクロックをDCMで4分周した12.5MHzで動作させているのだが、それにしても、80MHzである。 あのApple-IやApple-IIが80MHzで動作していたら、IBM PCなど束になってもかなわないスピードでプログラムが動作するだろう♪
低価格FPGAもあなどれない。