昔はノートPCを持ち歩いたものだが、一つのPCに情報が集中するのはリスクになる。
仕事をする場所では大抵ネットが接続できるので、ネット上にストレージがあればいいなぁと思っていた。
たとえば、GMailなどは、メールボックスが6GBもあり、MSNなども5GBと各種のアカウントをうまく使えば相当な容量がオンライン上にあることになる。
これをうまく活用したのが、GmailDriveというソフトだ。これはWindowsのエクスプローラを拡張し、Gmailの添付ファイルをファイルシステムとして利用できるようにする。
残念ながら現在のバージョンは日本語のファイル名は扱えないようだが、面白い試みだ。
GoogleがGDriveというサービスを検討している噂もあるが、これにはビジネスモデルをどう立てるかがポイントになろう。
私が利用しているもう一つのネットワークストレージはメディアマスターである。
Your Music Anywhereというキャッチの通り、自分の音楽アーカイブをアップロードするとオンラインでつながったどこのPCからも自分の音楽を聞けるようになる。
試しに、自分のCDたち(約2000曲)をアップロードしてみたが、容量は無制限らしく、(時間はかかったが)問題なくライブラリをオンライン上に構築できた。
ネットワークのストリーミングなので、ネットの品質が悪いと多少視聴に問題が生じるが、今のところ、「どこでも聞ける」ことの満足度が高く、便利に使っている。
かばんのポケットにはステレオイヤホンを常駐するようにしておこう。
メディアマスターは現在ベータ版らしいが、ビジネスモデルをどうするつもりなのだろう?ストリーミング時には音声広告を入れそうな雰囲気だが、私のようにオンラインライブラリとしてしか使わない人間にはストリーミングラジオはまず使わないだろうし・・
それとも、ストリーミング放送を流して、自分の手持ち音源をシェアーする人の方が多いと踏んでいるのかな?