飛行船などに搭載する通信回路、市販のものは高価なので、安くならないかと、検討してみた。
図の回路は、ルネサスのマイコン M16Cに接続するための回路で、発振回路をマイコンのタイマを使うことで省略した。ミキサーと送受切り替えはアナログミキサIC HC4053を用いて、周波数キーイングでデジタルデータをのんびり送る用途向けである。
マイコンのタイマ、20MHzのシステムクロックからの分周比を32もしくは31とすることで、625/645KHzの周波数となる。これは、AMラジオの周波数帯なので、モニタにAMラジオが使える。(地域の放送局と被るときには、分周比を変えて運用するように)
変調はタイマの分周比を変えることで行うので、ソフト的には結構手間がかかるが、部品代はかなり安価になるはず。
ただ、実験する時間が取れないので、アイデアレベルの机上検討のみなので、きちんと動作するかどうか保証の限りではない(笑)