US配列のキーボードを英語キーボードと呼ぶらしい。
こちらの配列が標準規格であり、JP106は日本以外に
通用しないローカル配列なのだが・・
前にも書いたかもしれないが、私はUS配列を常用している。
というのは、海外に行ったりするときに混乱しないだけでなく、
色々なOSで最初から標準でサポートされている配列はUS配列だけ
というケースがあり、JP106キーボードでは往生することがあるからだ。
デスクトップの場合には、キーボードは比較的安価に入手でき、
好きな配列のものを使えばいいのだが、問題はノートPCである。
ノートPCでは、標準規格から外れたJP106の配列を収めるため、
右手小指の近くのキーをオフセット配列したり、小さめのキーに
変更する場合が多い。これは、ブラインドタッチで入力する私には
とても理不尽な制約である。
当然ながら人によってその影響は異なり、一本指でキーを見ながら
打ち込む人には配列なんて何でもいいのだろう。
一部のベンダーは換装サービスを行っていたり、部品を販売したり
するのだが、有料のケースがほとんどで、かつ、動作保障も心もとない。
というわけで、私は、価格上乗せなしで英語キーボードを選択できる
DELLのシリーズを買うことが多くなっている。
ただ、DELLのノートは、作りが荒いので、電源の制御や、ストレージの制御に不安を感じるが、どちらが大事かと言われたら・・・・やっぱ、キーボードだよなぁ
そもそも、何で、キーボードのレイアウト情報をキーボード自身のマイコンから送れるように設計しなかったのか、IBM PCの初期設計の問題である。
彼らは、キーボードタイプは送るように設計したが、ここでいうキーボードタイプはレイアウト情報とは別物である。レイアウトはキートップを付け替えることで、なんとでも換えられるので、ソフトから送るに適しないと判断したのだろうが、キーボードの初期出荷段階のレイアウト情報がインタフェースから入手できれば、レイアウトの自動判別が可能となるので、状況はもっと良かったに違いない。