アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2006年5月25日

技術空洞

Filed under: 読書感想 — @ 3:08 PM

出張時に、新大阪駅で買った本である。

技術空洞 Lost Technical Capabilities 技術空洞 Lost Technical Capabilities宮崎 琢磨 (2006/04/21)光文社この商品の詳細を見る

VAIO企画に携わった著者がSonyの中から見て、いかにSonyが崩壊して行ったかを克明に記している。

この本を読むと、α7digitalの技術者達があの会社でうまく生きていけるか心配になる・・・

作る人間が愛情をそそがないモノには人は感動しない。当たり前のことが日本の企業の中から失われつつあるようで恐ろしい。もう少し穏やか(というのは、マネージャーが隠すだけの賢さがあったというだけ)だが、彼と似たような経験は私も前の職場で感じたものだ・・

ただ、このシリーズ、主要な単語をわざわざ英訳してちりばめているのだが、読みにくいだけだから、この習慣は止めたほうがいい

2006年5月11日

Joel on Software

Filed under: 読書感想 — @ 5:02 PM

たとえば、C/C++言語の文字列設計がいかにダメなのか?
最初のエッセーから多分ハードの動きを知らないソフト「だけ」エンジニアには思いも付かないような読んでいて嬉しくなる話題に引き込まれる。

実際の現場を経験した人間しか分からない機知に富んだ話題が満載である。お勧め。

Powered by WordPress