今日はバイオリンレッスンの日である。
クライスラーの「プレリュードとアレグロ」の最初の部分は今日で一旦完成にしようと、前回先生と話をしていて、準備を進めてきた。
とまぁ、ここからレッスンの話をしてもいいのだが、右手首が脱力していないとか、右手と左手がバラバラとか、音程がおかしいとか、和音が・・・などと、書き始めるときりがないので(笑)、それは、とりあえず置いておく
さて、6800円のバイオリンキットKityKiteであるが、先生に見せ6800円だと言ったら驚いていた。
「え~、これ弓も付くのですか!?」
楽天の販売サイトを見てもらって、
「1/2もあるんですね~、子供たちにいいかも」
と、結構評判がいい。
うん、それでは、この機会に先生にちょこっと弾いてもらおうと思い、ついでにブログに載せられたらもっといいかもと、
「録音して、ブログに載せてもいいですか?」
とお願いし、録音させてもらった。
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私はずうずうしいので、「もう一台の私の作った楽器の方もお願いします」とお願いし、eagleでも弾いてもらった。
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先生の録音は、楽器も弓も肩当も全て私のものを使ったので、同一の条件での録音である。昨日の、自分のスケールの音は、技術の下手さによる音質の低下を避けようという私なりの気持ちでスケールだけの録音にしたのであったが、先生の音を聞くと、大きなショックを受けてしまった。
なんと、あのKityKiteもEagleも実に気持ちよさげに歌うではないか!
(私の録音時には問題ない入力レベルだったが、先生は音が大きく、クリッピングレベルを超えて、一部音がつぶれているが、これは私の録音技術の問題であり、先生には落ち度はないことに注意)
やはり、バイオリンは奥が深い、たかが、弓で擦るだけなのに、どうしてこう決定的なまでに音が違うのだろう~
(しかも、私の音が悪いのは楽器のせいであるとか弓のせいであるとかの言い訳は全く通用しないことが証明されてしまった 涙)
ただ、KityKiteの音は、やはり、「音が内にこもった感じですね」との評で、今後の調整の余地は大きくあるのである。
いや~、いい音が出てますね、どちらも。こんなよい音が出るならウチのパントルをお高く止まってんじゃねぇよ、と再調教せねば...^^;
発表会の後、師匠にパントルを存分に鳴らしていただいたけど、鬼のように鳴っていました。やっぱりプロは凄いですわ。あんな凄い音は私らには出せるもんじゃございません。
過去の記事も含め、よいお師匠様のようですね。かなり楽しくレッスンを受けておられるのではないか、と思いました。私の師匠もなかなかファンキー(死語ですね)でいつも楽しくレッスンさせていただいてます。
コメント by モハー — 2006年2月26日 @ 11:53 PM
モハーさん、お師匠様との相性は大切ですよね^^
クラシックのバイオリンレッスンで、もし「きらきら星」からはじめる先生だったら、私は絶対続けられなかったと思います^^;
私が自分の実力を「全く」省みず選んだ好きな曲をやらせてもらえて、丁寧に指導していただけるので、趣味としてなりたっている気がします。
本当に、6800円のKityKiteは全然馬鹿にできない音で、あれで、弦をちゃんとしたものに替えて板厚を調整したら、音的には私が使うには全然問題ないレベルになる気がしています。
Made in China恐るべしです。
コメント by い〜ぐる — 2006年2月27日 @ 12:38 AM
けいさん、こんにちは。
ますます、興味深い状況になってきてますね。
遠く離れていても、リアルな音が聴けるのはホントに不思議です。
技術の進歩に感謝です。
先生が弾いても、やはり、楽器の違いは良く分かりました。
kityのほうは、やはりまだ目覚めきっていない感じですが、ニスを塗っていない分、明るく響いていますね。
eagleのほうは、楽器として、鳴り方もなじんでいるように感じました。
今後の展開をたのしみにしています。
コメント by 菊田 — 2006年2月27日 @ 3:49 PM
菊田さん、こんにちは。
本当に、ネットは世界を変えていますよね。
Kityはやっぱりある程度弾き込んであげないと公平な
評価はかわいそうかも?
ということで、今日は、帰ってから少しKityを弾いていました。
耳が慣れたのか、結構よい音に聴こえてきて、もしかして
弾き込みの効果か?などと勝手に喜んでいたのですが、
楽器をしまってから、eagleを弾いてみると、やっぱりあの
甘いトーンには一日の長がありました(笑)
eagleは去年の10月に完成し、それから結構経っていますから
楽器の各部ももう落ち着いているのでしょうね。
kityもニスを塗れば変わるのは分かっていますが、
分解して色々作業するには白木の方が便利なので、
もう少しこのまま弾き込んでみようかと思っています。
のんびりペースですが、色々考えながら作業を進めていこうと
思っていますので、よろしくお見守りください♪
コメント by い〜ぐる — 2006年2月27日 @ 8:59 PM
とんとん、、
ここは、1960年代生まれの男性のお部屋ですか?
あの、ここでバイオリン作ってるって聞いたんですけど、、
菊田さんのところでお目にかかりました、nobaraと申します。
6,800えん!
これはニスを塗って、組み立てるものですね。
ハサミとか、彫刻刀とかいらないんですねー
塗装なら自信ありますよ、庭のウッドパネル20枚、塗りましたよ。
塗装?
1/2なら小さくて可愛いから、インテリアにもなりそう。
ニスは別に買うのですか?
それによってアンティーク仕上げとか、テカテカにするとか、ピンクにするとか、上目遣いの目を描くとか(^^;)、遊べるんですね??
すごいすごいーーーーーー
これをまたこれからバラして、加工するんですか。
私も、経過を見守りたいと思います(わくわく!)
コメント by nobara — 2006年2月28日 @ 3:15 PM
nobaraさん、いらっしゃいませ。
スズキのキットはハサミも糊もコンパスもいりませんよ~
もちろん、刃物も要りません。弦を張ることができれば
組み立てOKです。
ニスも塗りたい人は塗ればいいって感じで説明されています。
小さな棚の色塗りしかしたことのない私にくらべ、
ウッドパネル20枚は経験値高いので、きっと上手に塗れますね。
キットに、ニスは入っていないので、ピンクでも、サイケでも
上目遣いの目でも、思いのままです ^_^
私はスズキの回し物でもなんでもないのですが、
これ値段の割りにとっても面白いと思っています。
色塗りに失敗しても音が出る楽器は手元に残りますしね(^^;
ばらして加工するのは、まずは本来の鳴りを確かめてから
と思っています。楽器を弾き込んで十分鳴るように
なってからなので、相当、先々の話になると思います。
なが~~~~~い目で見守ってやってください ^^;
コメント by い〜ぐる — 2006年2月28日 @ 8:51 PM
はじめまして。
誘惑に負けて、とうとう片足つま先を踏み入れてしまいましたよ。
ニス塗りが楽しそうですねぇ・・・・・ ε=ε=ε=ε=ヾ(;◎_◎)ノ ヤバヤバ
コメント by らぶ — 2006年3月4日 @ 11:25 AM