前に紹介した
定番のマンドリン製作本
が、今日到着した。
この本は、写真が豊富で、製作過程を11章に渡って、丁寧に手順を追って書いていて分かりやすい。疑問だったタッピングトーンも丁寧に解説されていて、やるべきことは分かった。その上、実寸大のテンプレートも豊富についていて、親切である。
では、製作にかかれるかというと、キットでほぼ加工済みの1章の内容はともかく、リムの内側のブロックのスクロール切り出しの2章ですでにつまずくことが決定している(笑)
何しろ、数センチの厚さのマホガニーのブロックにテンプレートにあわせて渦巻き状の3mm程度の幅の切れ込みを入れるの(本の写真の左手の親指部分)であるが、糸鋸ではブロックに垂直に切れ込みを入れるなんて芸当はとてもできそうにない。前にホームセンターで見かけた数千円の格安卓上ボール盤
でも買って、ガイド穴をつければ何とかなるかとも思うが、こんなボール盤、値段的には簡単に買えても、設置場所がない(笑)
設置場所がないのは、置いておいて、もう少し出せば、ちゃんとした精密ボール盤が買える。
こっちだと、ドリルまでの距離を簡単に調整できるので、キャリパーで測定しなくても、板厚ガイド用の穴を開けられる。(マンドリンだとリーチが届かないが・・)こういう工具を持っていれば作業がはかどること間違いない!
けれども、楽器製作を職業としてるわけでもないのだから、部屋を工具だらけにするわけにはいかない(というか、すでに部屋中楽器だらけで工具を設置したりする場所なんて全くない)