今、住んでいるのは神奈川の二宮町である。二宮尊徳の生誕は小田原ということで、なんとなく二宮という地名は尊徳(金次郎)の名から取ったのかもと思っていた。
ところが、神奈川県の地図の神社リストから、近場で広域地図上にマークもある六所神社の縁起を見ていたら、相模の国には一宮から四之宮までの神社があり、それと平塚八幡、柳田大明神の6箇所の神社をあわせて祀る神社として六所神社となったそうな。
その二の宮が二宮町にある川匂(かわわ)神社ということで、地名はこれから取られたそうである。
ちなみに、一の宮は寒川町の寒川神社、三の宮は伊勢原の比々多神社、四の宮は平塚の前鳥神社だそうである。平塚の地図に四之宮という地名があるのを知っていたが、これが二宮とつながりがあったとは知らなかった。
色々と勉強になる(笑)
実は、神社への興味は小学生のころのカブスカウト(ボーイスカウトの小学生向け組織)に遡る。そのときの隊長が静岡の浅間神社の宮司さんであり、活動のかなりの舞台が神社めぐりであった。静岡には草薙という地名があるのであるが、そこの草薙神社の起源の話を草薙神社に行って聞いたりするのである。
昔の話で詳細はすっかり忘れてしまっているが、その手の活動は中々面白かった。
ただ、普通のカブスカウトの活動は今一なじめず、ボーイスカウトには上がらずに退団したのであった。
一方の尊徳を起源していそうな二宮町は栃木にあった。