アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2006年1月9日

マンドリン製作のホームページ

Filed under: 音楽 — @ 5:13 PM

海外のアマチュア(?)によるマンドリン製作のページ
は前から知っていたが、
タップトーンのチューニングが書いていないかと検索していたら日本人が書いたページHow To Make The Flat Mandolin
彼の作ったF5タイプマンドリンの写真
もあった。

このページは、親切に工程を追って書いているけれど、タップトーンを具体的にどの程度にチューニングするのかは書いていなかった。

アマチュア製作家のようなので、多分聞けば教えてくれるような気もするから、自分の楽器の製作が進んだら(何年後だろう!?)訪ねてみるのもいいかもしれない。
それより、

定番の製作本

を買うべきか(笑)

バイオリン:E線の枕

Filed under: バイオリンキット — @ 2:50 PM


色々なバイオリンの写真を見ると、E線の駒の上に、何か小さな布切れのようなものが置かれていることがある。これを私は勝手に枕と呼んでいるが、金属弦を利用していると細いE線は楓の木でできた駒に沈み込んでいくので、それを防ぐために豚の皮を置くらしい。

自作バイオリンも最初駒にE線が沈み込んでいったので、枕を置こうと考えたが、豚の皮などわざわざ買う気にもならないので、古い牛の皮のカバンの端を少し切り取り、枕にしていた。

バイオリンの先生に音を聞いてもらったときに、「G線は良く出ていますね。あと、E線の音がもっとパーンと出るといいのですけれどねぇ。これ(と枕を指す)、ないと駄目なのかな」と言われた。先生の駒は枕ではなく、何かテープのようなものが張ってある。

で、良く考えてみれば、無制限に沈み込むものではないだろうし、元々、駒が高くテンションがきついときに沈んだのだから、駒の調整が終わった今ではもしかしたら沈まないかもしれないと、色々理屈をつけては、枕を取ってしまった(笑)

昨日、レッスンの時にまた自作バイオリンの音を聞いてもらったけれど、今度は評判が良かった。
「すごく響きますよね~」とのこと。先生のバイオリンよりも胴の厚さがあるので、これが響きに影響しているのかも?
「これなら何十年も使えますよね」って、何十年もこちらの身が持つかどうか分かりませんが・・(笑)

ということで、結構評判も良く気をよくしているのであった。

写真で、指板の端に乗っているのが枕に使っていた皮の切れ端である。

二宮の由来

Filed under: Weblog — @ 10:19 AM

今、住んでいるのは神奈川の二宮町である。二宮尊徳の生誕は小田原ということで、なんとなく二宮という地名は尊徳(金次郎)の名から取ったのかもと思っていた。
ところが、神奈川県の地図の神社リストから、近場で広域地図上にマークもある六所神社の縁起を見ていたら、相模の国には一宮から四之宮までの神社があり、それと平塚八幡、柳田大明神の6箇所の神社をあわせて祀る神社として六所神社となったそうな。

その二の宮が二宮町にある川匂(かわわ)神社ということで、地名はこれから取られたそうである。

ちなみに、一の宮は寒川町の寒川神社、三の宮は伊勢原の比々多神社、四の宮は平塚の前鳥神社だそうである。平塚の地図に四之宮という地名があるのを知っていたが、これが二宮とつながりがあったとは知らなかった。

色々と勉強になる(笑)

実は、神社への興味は小学生のころのカブスカウト(ボーイスカウトの小学生向け組織)に遡る。そのときの隊長が静岡の浅間神社の宮司さんであり、活動のかなりの舞台が神社めぐりであった。静岡には草薙という地名があるのであるが、そこの草薙神社の起源の話を草薙神社に行って聞いたりするのである。
昔の話で詳細はすっかり忘れてしまっているが、その手の活動は中々面白かった。
ただ、普通のカブスカウトの活動は今一なじめず、ボーイスカウトには上がらずに退団したのであった。

一方の尊徳を起源していそうな二宮町は栃木にあった。

SEのフシギな生態

Filed under: 読書感想 — @ 9:36 AM

幻冬社アウトロー文庫のきたみりゅうじのSEのフシギな生態・失敗談から学ぶ成功のための30カ条

を読んだ。
面白い本は一気に読めてしまうが、この本もそういった一冊。
ありがちな仕事上の失敗を楽しいマンガとともに収録している。自分の失敗から学ぶのはコストが高いが失敗談を他山の石としてしっかり学ぶのは駆け出しエンジニアに限らず必要なことだと思う。
長丁場のデスマーチを終えて、久々に自宅に帰った時に、留守番電話に入っていた彼女からのメッセージ・・・ああ無情と思わず天を仰ぐ彼の姿が想像できてしまう。

それはともかく、この本は特にソフトウェア技術者を目指す学生に読んで欲しい。
(で、ここで困ったチャン達のようにならないように、十分学んで欲しい 笑)

ただ、この本でもSECなどの啓蒙活動もそうだけれど、利益の出る上流工程に注力するように啓発しているけれど、上流工程をきちんとこなすのは、下流工程の技術力と実現するシステムの業務知識が伴って初めて実現できることを忘れがちである。(業務知識の件はこの本にも書かれていた)

ハード屋からSEに転向させられた友人からの年賀はがきに苦労している様子が書かれていたが、キャリアをリセットするような人事を平気でやっていたら、生産性が上がるはずもない。日本の会社は生産性について、無頓着すぎるよな。

生産性を気にするマイクロソフトの仕事の様子は、少し前に紹介した私がマイクロソフトで学んだこと
に書かれているので、この本とあわせて日米の仕事の進め方の違いを堪能するのも面白いかもしれない。

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