正月である。
年末に冷蔵庫の食料が枯渇し(白菜だけはあったが・・)、買い物したら余らせるのは目に見えていたので、いつもより早く実家に帰ってきた。
実家に帰ったらインターネット環境は自宅ほど自由ではない(常時接続だけれど、ケーブルが届く範囲<2階>でしかPCが使えない)ので、先日買った
私がマイクロソフトで学んだこと
を読んでいた。作者のジェリー・ビックは90年にマイクロソフトに入社し、この本の翻訳が出版されたのが97年である。その間に、本に書かれているようにマネージャを含む数々の仕事をこなすというのは、日本の会社では考えられないスピード感である。拘束時間だけやたらと長い日本の会社と違って、ワーカホリック的に働いていても、本当に身のある仕事をこなしていることが良く分かる。
マイクロソフトが嫌いな人間は数多くいる(私も彼らの製品は大嫌いだ 笑)が、こういったスピード感あるれる職場環境は刺激的で楽しいに違いない。
私の場合、社会に出て10年は最初の会社で夢中で仕事をこなし、次の10年は職場を替えて、全く違う分野で仕事をしてきた。次の10年でどんなことをするのかをもう一度振り返る必要があるとしばらく前から考えているが、こういったスピード感に乗った気持ちの高揚を味わいたいものだ。