アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2006年1月31日

初めて学ぶソフトウェアメトリクス

Filed under: 読書感想 — @ 11:43 AM

ほとんど読み終わっていて、付録を残していた本をようやく読み終えた。

初めて学ぶソフトウェアメトリクス

英文タイトルは Five Core Metricsであり、主要なメトリクスを計測し、その数値の間の関連を用いてソフトウェアプロジェクトを管理しようという本である。

最後、出張時に持ち歩けないほど体調を落としていたので、読み終えるのに時間がかかったが、全体に読みやすく、内容も平易である。

プロジェクト管理を志す人は一度は目を通してもいいかもしれない。

2006年1月30日

クライスラーかプニャーニか、それが問題だ

Filed under: 音楽 — @ 10:05 PM

今、レッスンでやっている曲は、「プレリュードとアレグロ」もしくは「前奏曲とアレグロ」と呼ばれる曲である。
実は、私の楽譜には作曲がプニャーニとなっていて、先生は「クライスラーだと思っていたのだけれどおかしいですね~」と言っていた。川畠成道さんのCDにはクライスラーと書いてあって、いったいどっちなんだ~と思っていたのであった。

その疑問は、今日到着したパールマン・ヴァイオリン小品集(1)の解説を読んで氷解した。
実は、クライスラーは「クライスラー編曲」と言いながら自分の作曲した曲をたくさん作っていて、この曲もその一つだったらしい。後に、彼自身が「実は、あれは自分の作曲だった」と暴露して、プニャーニのスタイルによるというコメントつきのクライスラー曲と扱われるようになったのだという。
全くクライスラーは人騒がせな人だ(笑)
多分、私の本の楽譜を編纂した人は比較的古い人なのだろう。クライスラーが暴露したことを知らなかったに違いない。

先生もそのあたりの経緯を知らなかったようだから、今度のレッスンの時に教えてあげよう(先生が生まれたときには、クライスラーはとっくにこの世にはいなかったから、知らなくてもしかたないね 笑)

パールマン・ヴァイオリン小品集(1)

ベルリンフィルと清水直子

Filed under: 音楽 — @ 12:24 AM

どうやら、テレビでやってよかったらしい。
というのは、自分ではテレビを見ないからなのだが。
彼女が出ているのかは分からないが、ラトル+ベルリンフィルハーモニーのDVDはアマゾンから入手できる。レビュアーの評判はいいけれど、最近の映画DVDの値段を見慣れた目にはちょっとお高く見える。こういうのは、図書館などで購入して貸し出してくれるといいのにね。

ラトル/ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2002

最初はCDのほうがいいかも。来日記念CDはこちらにある。半額以下なので、ちょっと聞きたい向きには便利。図書館にもリクエストしておけば入れてくれるかも?

THE PREMIUM~サイモン・ラトル&ベルリン・フィル名演集

こちらは、ラトルの教育プロジェクトのお話し。
特典ディスク付き二枚組みDVD♪

THE ベルリン・フィルと子どもたち コレクターズ・エディション

2006年1月29日

駒の調整 (しつこく)再び

Filed under: バイオリンキット — @ 7:38 PM

今朝、布団から出るのは厳しい体調だったので、布団に入ったまま新聞紙を引っ張り出して、バイオリンの駒を削ることにした。この前ので十分満足していたのではないかと言われるとそうなのであるが、少し弦のテンションが高い気がして、弦高を下げる調整をしたいと前から感じていたのだ。実際、指板の端で測ると推奨値よりも約0.5mm高くなっているので、調整によって弾きやすくなる可能性があると思ってのこと。

再調整後の駒はこんな感じである。調整前の既出の写真と見比べてみよう。

見比べたって良く分からないかもしれないけれど、実際に楽器を弾くとE線などは前に比べて軽々と弾ける感じになっている。

ついでに、違う角度の写真をもう1枚。

こいつは、良く見るとfホールの中にサウンドポストが立っているのは分かる(はず)

音に変化があったかって? それは聞いてのお楽しみ。
というか、自分では変わった気がするけど、はっきりとは分からないのだ。ただ、E線の下の駒質量を結構丁寧に減らしたのでE線はハッキリクッキリになっているのは確か。
いい音とか悪い音とかになると、弾き込んでみないと何ともいえないし、良くも悪くも自分の音しか出ないのがバイオリンという楽器なのだ(笑)

コンサート

Filed under: 音楽 — @ 9:01 AM

体調が悪い中、寒い展示会場でスタッフとして走り回っていたのでダウン寸前となり、昨日の朝は風邪の回復のため、ひたすら休んでいた。が、休んでばかりはいられないので午後から横浜に出て、夜にはバイオリンの先生も参加しているコンサートを聞きに 
みなとみらいホール

に行ってきた。
出演者一覧(PDFファイルです)を見ると分かるけれど、このオーケストラ部門、ほとんど女性である。
コントラバスやファゴットなどの低音楽器はなんとなく男性がやるような気がしているけれど、そういったものを含め女性比率の圧倒的に高いオーケストラで驚いた。
これはオーディションをやった音楽監督の趣味なのか(笑)それとも今の日本の若い人で音楽家を目指しているのは女性ばかりなのか・・

みなとみらいホールは広いのでチケットの席順だと端の方かなと思ったけれど、思ったよりも全体が良く見えるところだった。
それにしても、全体に客層の年齢が高い!
聞こえてくる話は「うちの娘が・・」とかいう話だったり、何だ親戚一同おとり寄せかという感じである。

もともと、企画がモーツァルト・ガラなので、ほとんど全曲モーツァルト(最初と、アンコールの2曲だけストラビンスキー)だったので、ちょっと単調な感じがした。コンサートとして聞くにはもう少しダイナミックな曲が入っていたほうがいいかも?

席は悪くないのであるが、前のおじさんがやたらと座高が高い上になぜか私の視線をさえぎるように体を傾けてるのでよほど注意しようかと思いながらもおとなしく聞いていた。

肝心の先生の演奏だが、パートリーダーの斜め後ろの席に座っているので、私の席からは完全に死角となっていて、演奏中は全く見えなかった(笑)
もっともオーケストラになってしまうと、ソロでもないかぎり、誰の弾いた音なのかなんて全く分からないのであるが。

コンサート前に液体アンプルの風邪薬が欲しいと思い、ランドマークの薬屋で風邪薬を買おうとしたが、思ったようなものがなく、それでも宣伝もしているからこれでいいやと買って呑んだのが、どうも葛根湯のような味がするなぁと思っていたら、後でよく見たら「葛根湯濃縮液」と書いてあるではないか!
なんだか金を無駄にしたような気がした。これなら素直に普通の錠剤を買えばよかった~

迷惑メール

Filed under: Weblog — @ 8:16 AM

私のメールアドレスは色々なホームページに露出しているので、ロボットで収集したのであろう迷惑メールが日本・海外問わず山ほど(1日100件~200件ほど)来る。
メールフィルタでOutlookのものは全然役に立たないしこれはウィルスにも弱いので、迷惑メールフィルタ性能が高いといわれたFirefoxを使っていたのであるが、確かに英語の迷惑メールはそれなりに判定してくれるが、日本語のものはほとんどフィルタされずそのまま到着する。
これが、最近は逆縁だの「あたし」だの「沢井です」だのろくなタイトルで来ないのでそもそも受信トレイを開いたときに目にしたくもない。大体、メーラーでタイトル一覧を開いているところを他人に見られたくもない。
というような話を広島のH氏と去年話したら「POPFileがいいですよ」と教えてくれた。
口頭で聞いただけなので、検索しPOPFileのドキュメントページ

を見つけた。

ただ、この初心者向けHOWTOは手順は詳細であるが、結局何をしたいのかをダイレクトに書いていなく、読む気にならなかったので、見つけたままでほったらかしにしていた。

今回、横浜で行われた展示会の事務局でスタッフとしてつめていたのであるが、ここにLANが引かれていてメールはできるのであるが、例によって受信トレイには迷惑メールが山ほど並ぶという状況で私の重い腰もついに上がることになり、今朝、起きだしてから設定をしようとドキュメントを読んでいた。

HOWTOには直接書いていないが、要するにPOPFileは受信したメールを分析した結果で、メールヘッダのX-Text-Cassificationというタグを新たに追加し、ここに設定したタグ名を記録してくれるらしい。

そうならそうと、そのポイントだけきちんと書いてくれれば、バケツがどうとか全然関係ない用語に振り回される必要はなかったのに、テクニカルライティングは難しい。

2006年1月26日

表示義務がないと表示してはいけない?

Filed under: Weblog — @ 12:50 AM

ラー油に“表示違反” 中華料理の「王将」 (共同通信) – goo ニュース

王将は販売しているラー油の原材料について、コメやゴマの油が表示義務の対象でないにもかかわらず、遺伝子組み換えの原料を使っていないと誤って表示。


で、農水省から再発防止策の徹底を指導されたそうな。

表示義務がないものは表示してはいけないというのだろうか?
遺伝子組み換えの原料を使っているのに使ってないと表示したのなら問題だけれど、表示義務がなくたって、遺伝子組み換えでない原料を使ったと表示することが問題だとは、普通考えないよなぁ。

つまり、有機農法のように農水省が勝手に定義した「遺伝子組み換えの原料を使っていない」というフレーズは農水省の想定外の使い方をしてはいけないというのだろう。だとしたら、こういった一般的なフレーズではなく、誰も間違っては使わないような特殊な熟語を創造すればよいのではないだろうか、と素人は考えるのである。

2006年1月25日

映画館のない町

Filed under: Weblog — @ 8:38 PM

自分の町には映画館がないのだが(笑)、前橋市は県庁所在地で唯一映画館のない市になるらしい。

かつて「映画の街」、前橋市が唯一の銀幕ゼロの県都に (読売新聞) – goo ニュース

このニュースで、前橋より驚いたのが
人口30万人以上の都市で映画館がないのは、埼玉県越谷、大阪府吹田、枚方、兵庫県西宮の4市だけ
というところ。関西では映画は流行らないのか?

と、映画好きな私は関西人でなくて良かったと胸をなでおろすのである。

アート・オブ・ヴァイオリンのDVD

Filed under: 音楽 — @ 8:46 AM

せばすちゃんさんのブログで紹介されていたアート・オブ・バイオリンのDVDは私も持っている。
パールマンの解説で20世紀の偉大なバイオリニストたちの演奏と映像を堪能できる一品である。

バイオリンほどスタートアップが難しい楽器はあまりないのではというくらい、私は苦労したのであるが、何が苦労するかといって、まず持ち方(楽器も弓も)が不自然であり、何気なく持っていたのでは演奏など出来る状態にならない点である。

こういうのは、実際に演奏している動画を見るのが一番良いのであるが、それも、クライスラーなどの著名なバイオリニストたちの演奏の様子を目の前で繰り返し見られる幸福は、現代技術のおかげとしかいいようがない。

アート・オブ・ヴァイオリン

これは、絶版になっていたものの再版であるが、この手のDVDはまたいつ絶版になるか分からないので、欲しい人は早めに入手しておくのがいいかもしれない(笑)

組込みソフトエンジニアのための新しい教科書

Filed under: 組込みシステム — @ 7:59 AM

SESSAMEのワーキンググループが作成した新しい教科書が発刊になったということだ。

組込みソフトウェア開発のための構造化モデリング

組込みソフトウェアエンジニアは中々ソフトウェア工学手法を適用するほど勉強時間がない人が多いけれど、構造化をしっかりと書いた本は今時貴重である。この本は、現場のエンジニアたちが勉強しながら作成したので、心と実感がこもった本になっているに違いない。
(私も早速発注しよう・・)

Older Posts »

Powered by WordPress