カーニハン、パイクの
プログラミング作法を読んだ。
コーディングスタイルやテスト手法について、意味づけを与えながら解説しているので、丁寧に読む気のある人にはお勧めである。
Cだけでなく、C++やJavaについても言及していて、中にはPerlやAWKで同じプログラムを実験的に作って、性能やコードの評価をしている項目もあり、興味深く読める。
ただ、C言語すらちゃんと読み書きできない人には、少し難しいかもしれない。
意味はともかく、習うべき基準だけ示して欲しい向きには、SEC BOOKSの「組込みソフトウェア開発における品質向上の勧め」のような本が向いているかも。