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2005年11月2日

真空管アンプ TU-870アップグレード

Filed under: Weblog — @ 8:55 AM

昨日、秋葉原によったついでに、我が家の真空管アンプTU-870の音質向上(?)のためコンデンサを買ってきた。このアンプ、エレキットから出ているキットなのであるが、オプション部品としてグレードアップパーツセットが2100円で販売されており、その中に電解コンデンサが入っている。真空管のガードネットは不要なので、必要なのは電解コンデンサだけである。そこで(というか秋葉原にいって思いついたのだが)、電解コンデンサだけ買えば基板のパターンは配線済みなので簡単にグレードアップできるはずと購入してきた。
ところが、こんな無計画なものだから、容量も耐圧も分からない。容量過剰は多少は問題ないけれど、耐圧不足はかなり危ないため、迷ったのだが、確かプレート電圧は100V台だったような記憶があるなぁと、250V耐圧のコンデンサを買った。
昨夜、取り付けようと説明書を探し出し回路を見ると、ACで170Vを整流してプレートにかけている。正弦波は√2倍のピーク電圧になるので、240V程度と耐圧ぎりぎり。
10%もACがぶれればオーバーするという結構危ないものだった。
が、経験上(笑)メーカーは規格よりも多少はオーバスペックで製造するので、多分問題ないだろう。容量のほうはオプションは100uFであるが、購入したものは220uFと倍くらい大きいが、これは音質が上がる方向だからOK。
ということで、夜遅く半田ごてを取り出して取り付けを行った。

結果、う~ん、違いは分からない~
確かに残留ノイズは減って、ボリュームを最大にしてもスピーカーからはノイズは聞こえないが・・・(オプションの説明には残留ノイズが低減すると書いてあるから、これで正しいのであるが、コンデンサの追加で低音の改善が図れるかと期待していたので、自分の耳の問題でもあるが、オーディオは難しい・・)

ところで、我が家のスピーカーはタイnOrh社のnOrh 3.0 Drumである。
このスピーカー、丸太をくりぬいて作っていて、形も面白いし、音も悪くない。それでいて、値段もタイからの送料を入れてもとっても安く、変わった物好きにはたまらない一品である(笑)

Tu-870とnOrh-3.0の組み合わせで使っている人間なんて、日本では珍しいかもしれないと、ふと思ったりする。

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