AMD64では、VIAドライバがなく、VESAドライバではスクリーンが見つからないと
利用できていなかったK8M800のオンボードビデオであるが、
ようやく解決方法が見つかった。
実は、Xorgの6.8.2以降を入れればいいらしいのだが、DebianにXorgを
入れるのは、通常の管理と異なることになるので、X11のような基幹には
正式リリースのもの意外は入れにくい事情があって、手段を探していたのである。
結論から言えば、VESAフレームバッファドライバを使うことで利用できたのである。
フレームバッファを有効にするには、Linuxがブートするところで、
vga=xxxとビデオモードに相当する数値をカーネルに渡す必要がある。
(これはsysctlでも出来そうなのであるが・・)
渡す値であるが、望む解像度によって異なり、職場のLCDディスプレイでは
1024×768 24bitモードに相当する792を渡すことで、X11もきれいに対応して
表示されるようになった。
分かってしまえば簡単であるが、ここま来るのには時間がかかった。
VIAのサイトからVIAフレームバッファドライバを入手して、これでいけるかと
思いきや、これが思い切り32ビットコーディングされていて、64ビットでは
動かないのである。わざわざ修正するのもばかばかしいので、一時はあきらめよう
かと思ったけれど、思い直して、調べた結果、投資を無駄にせずにすんだ(笑)