ここ3~4年、講習会の課題はほぼ同じ内容にしているのだけれど、
今年は初めて1チームも課題を完成できなかった。
懇親会が二日目に入ったのが痛いのであるが、これは去年も同じだから、
アンケートを分析して要因を調べないと。
テキストをCDROMにしたことが要因の一つになっている可能性もあるか。
朝、8:30から部屋を開けて参加者へのサービスをしたのに、
その時間に来ていたのは2チームなので、意欲の問題もあったかな?
でも、I氏が「毎年思うのだけれど、この課題は鬼や」なんて言っていたから
そもそも敷居の高い課題なのか?
CPUの高速化を図る課題なのであるが、サンプルコンパイラへの
入力となる課題ソースコードは変更してはならず、
CPU自体、命令セット、コンパイラ、アセンブラの変更で高速化を試みるという
もので、課題としては楽しいものであるが、ハードウェア記述言語の
講習会の仕上げ課題としては、ソフトもあるので0から始める人には
多少時間の余裕が足りないか?
ただ、ソフトの変更を避けるために命令セットを同じにすると
パイプライン化や演算系の高速化をしなくてはならず、
それはそれで難しさが増すのである。
コンパイラの解説をもう少し丁寧にやるべきか。
(コンピュータ設計の基礎知識を副読本として配布できると、
課題の取り組みにあたって効率がずいぶん良いのであるが、
研究会でこの本を配布なんてしたら、問題ありだよなぁ。)
時間配分的に初日に基礎演習を3時間取れれば、後がかなり楽になるので、
来年の講習会は少しそのあたりをいじろうか。
備忘録:基礎演習、FPGA実装演習には各3時間は必要である。
LiveCygwinの環境はほぼうまく動いた。ただ、LiveCygwinが起動中に
シャットダウンする人が何人かいて、朝、立ち上がらないケースがあった。
シャットダウンイベントはコマンドプロンプトは受け取れないので、
今のところ手はないのであるが、コマンドプロンプトを使わず、全部
プログラム制御にしてしまって、シャットダウン時のシグナルイベントで
後処理をするような構成を考えないといけないか?
さて、そろそろ、たまった仕事を片付けないといけない。
特に、ピエールから依頼された件は、いくら読んでも全然頭に入ってこないので
静かに集中して取り組まないといけないだろうなぁ(23日締め切りなので
崖っぷちに近いのであるが)
来週は22,23が東京、25,26日が浜松出張予定だから、今日はある程度めどを立てないと・・