アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2005年6月28日

アンドロイドの脳

Filed under: 読書感想 — @ 8:36 AM

アンドロイドの脳という本を読んだ。

これは、ルーシーとい類人猿の姿の人工頭脳を作り出そうと努力するスティーブ・グランドの書いた本。

古典的な人工知能の理論から離れ、多くのコネクショニストたちの方法論とも離れ、知能の働きを持ち前の観察眼で分析しながら、実際にコンピュータのプログラムに変換していく過程をストーリー化している。

こう書くと、難しそうだが、彼が言いたいのは、人間とは何か、知能とは何かをルーシーの製作を通じて探求しているということだ。本の中にプログラムなんて全く出てこないので、ルーシーのコピーを作りたいという向きには不満があるだろう。

彼がやっていることは、宗教関係者から糾弾されるのであるが、彼の宗教に対する考え方は驚くほど私自身の考えに似ている。

また、意識を物体と独立した存在として考える宗派に対しては、本書に示されるダグラス・アダムスの言葉
「卓越した有機体の成果である、複雑ですばらしい意識を、大きさも質量もないたんなるゼリー状のものへと格下げすることは侮辱にほかならず、また、なんの説明にもならない。」
を送りたい。

彼は減っていく銀行預金と戦いながら、独力でルーシーの開発が続けているが、こういった努力が何かしらのサポートを受けられるような世の中になって欲しいものだ。

2005年6月27日

梅酒に使う酒

Filed under: Weblog — @ 7:55 AM

ワインは法律上だめだということだけれど、ホワイトリカーに限らず、20度以上ある酒ならば
どんな酒を持ってきても大丈夫ということなので、梅酒に使う酒は柔軟に考えたい。

自分でも少し試してみようと、100円ショップでガラス瓶を買い、ほんの少し梅酒をつけてみた。
使う酒には、昔もらって処分に困っていた中国酒。
無色透明で癖はないのであるが、何しろ52度もあって、とても飲む気にはならないしろもの。
これに梅と氷砂糖を入れて台所の奥にしまった。
数ヵ月後には美味しい梅酒になっていると・・いいな。

2005年6月25日

梅ワインと酒税法

Filed under: Weblog — @ 1:59 PM

食事の時に読んだ雑誌に朝日新聞の梅ワインレシピが国税局から酒税法違反と指摘されたとの
記事が掲載されていた。
何でもワインに梅を入れたらダメなんだそうな。
その根拠となる酒税法の条文を探してみた。つまるところ、第43条のみなし製造が
その根拠なんだろうけれど、条文を読んでもなぜ梅ワインがだめなのか分からない。
梅酒がOKなのは、第9号の規定からなんだが、梅ワインを禁止する理由にはならない。

わざわざ新聞のレシピに国税局がクレームをつけてくる以上、対応する条文があるはずで、
9号が適応されないとなると、おそらく、第7号の「必要な事項は政令で定める」という
お役所得意の文面に拠るのだろう。

そもそも酒税法そのものが姑息な法律な上に、法律をいくらでも拡大解釈できる
条文上の逃げ道を用意するやり方も悪質だと、一般人からは思えるのである。

(みなし製造)
第43条 酒類に水以外の物品(当該酒類と同一の種類及び品目に属する酒類を除く。)を混和した場合において、混和後のものが酒類であるときは、新たに酒類を製造したものとみなす。但し、左に掲げる場合については、この限りでない。
1.清酒の製造免許を受けた者が、政令で定めるところにより、清酒にアルコールその他政令で定める物品を加えたとき。
2.清酒又は合成酒酒の製造免許を受けた者が、当該製造場において清酒と合成清酒とを混和したとき。
3.しようちゆう甲類としようちゆう乙類との混和をしたとき。
4.ウイスキーとブランデーとの混和をしたとき。
5.酒類製造者が、政令で定めるところにより、その製造免許を受けた種類又は品目の酒類(政令で定める種類又は品目の酒類に限る。)と糖類その他の政令で定める物品との混和をしたとき(前各号に該当する場合を除く。)。
6.政令で定める手続により、所轄税務署長の承認を受け、酒類の保存のため、酒類にアルコールその他政令で定める物品を混和したとき(前各号に該当する場合を除く。)。
2 前項第1号の規定の適用を受けて、清酒にアルコールその他の物品を加えた酒類は、清酒とみなす。
3 第1項第6号の規定の適用を受けて、酒類にアルコールその他の物品の混和をした酒類は、当該混和前の種類又は品目の酒類とみなす。
4 連続式蒸留機によつて蒸留された原料用アルコールとしようちゆう甲類との混和をしてアルコール分が36度未満の酒類としたときは、新たにしようちゆう甲類を製造したものとみなす。
5 連続式蒸留機以外の蒸留機によつて蒸留された原料用アルコールとしようちゆう乙頬との混和をしてアルコール分が45度以下の酒類としたときは、新たにしようちゆう乙類を製造したものとみなす。
6 第1項の規定にかかわらず、リキュール類と水又は炭酸水との混和をしてエキス分2度未満の酒類としたときは、新たにスピリッツを製造したものとみなす。
7 前各項に規定する場合を除くほか、酒類と他の物品(酒類を含む。)との混和に関し、必要な事項は、政令で定める。
8 前各項の規定は、消費の直前において酒類と他の物品(酒類を含む。)との混和をする場合で政令で定めるときについては、適用しない。
9 前各項の規定は、政令で定めるところにより、酒類の消費者が自ら消費するため酒類と他の物品(酒類を除く。)との混和をする場合(前項の規定に該当する場合を除く。)については、適用しない。
10 前項の規定の適用を受けた酒類は、販売してはならない。

にんじん

Filed under: Weblog — @ 10:50 AM


我が家の唯一の緑(オレンジ?)

料理に使った残りをジャムの瓶に入れているだけだけれど、
それなりに葉も大きく育ってきた。

腹を立てるな、何ごとも考え方一つ

Filed under: Weblog — @ 9:49 AM

のだめカンタービレ 12巻で、バッハ好きのおじいさんが言った言葉。

これは、マンガの中の話ではあるけれど、考え方一つというのは、確かに当たっていて、
自分で何ともならないことに腹を立てているよりも、もう少し建設的な方に頭を使った方がいい。

ただ、腹を立てないのと長いものに巻かれるのは違う。

腹を立て、感情的になって物事を見失うことのないように、問題点は冷静に分析する
必要がある。

色々な人間がいて、それぞれは思ったように動いたりはしないのであるから、
その前提のもとに何をすればよい方向に行くのかを考えなくてはいけないね。

2005年6月23日

サッカー ブラジル戦

Filed under: Weblog — @ 8:12 AM

日本時間では、思い切り早い時間からの開始
過去、日本チームはブラジルに5敗1分で負けが込んでいる。

結果、2-2の引き分けとなったけれど、後半の日本のがんばりはすばらしかった。
ブラジルのスピードが落ちたこともあったけれど、何度かゴール寸前というところまでいけた。

もっとも、ブラジルも再三ゴール寸前のシュートが多かったから、やはり手ごわい相手だ。

ジーコ監督は取り消された1点があれば3-2で勝った試合だと言っていたが、
先日のギリシャ戦といい、今回のブラジル戦といい、世界の競合相手にすばらしい試合を
展開できるようになった日本チームの成長振りはすばらしいと思う。

昔、高校の頃、同級生が日韓親善サッカーに出たけれど、その頃の日本は
高校サッカーの盛んだった静岡からの選手であっても、世界レベルには程遠かった。

Jリーグの日本サッカーレベルアップへの貢献は本当に大きいものがあると実感。

技術の分野でも、同じようにマスメディアに大々的に取り上げられる大会が欲しいものだ。
良く、メディアに出てくるスーパーコンピュータのトップサイトなんぞは要するに
お金の勝負であり、個人やチームプレーとは無縁の世界。

たとえば、ETロボコンなどは、
LEGOを用いたスタンダード仕様のロボット上でプログラミングとモデリングだけで
戦うコンテストになっていて、面白いが、スポーツのようにその場その場の個人の技が
直接リアルタイムに評価されるわけではないから、もう少し枠組みを考えないと
小中学生まで巻き込んだ大きな流れにはしにくい。

他の可能性として、モデルロケットがある。
ロケット本体も1,000円程度からあるし、エンジンも1,000円ちょっとで購入できるし、
打ち上げるだけなら、誰でもできる。
さらに、高度なことをしたければ、かなりのことまで可能である。

安全確保さえ法令に沿って行えばおもちゃの花火と同じく誰でも自由に楽しめるのもいい。

手を動かして何かを作る、試してみるという経験を小中学生がしなくなったら、当然ながら
技術立国なんて「つわものどもの夢のあと」と成り果てるだろう。

2005年6月21日

マイ ロケット

Filed under: Weblog — @ 9:46 PM

職場ではモデルロケットの実験をしょっちゅうやっているのだが、
自分が持つのはずっと遠慮してきた。
でも、どうやら、彼らは僕が思ったようなものを作ってくれていないので
ここはマイロケットを購入し、自分でしたいことは自分でするしかないか・・

飛行船の通信ユニットもソフトの設計がまだできていないのだけれど、
締め切りはどんどん近づいてきていて、後がない。これは笑うしかない(笑)

という状況で何ができるかというと、極めて疑問なのではあるが、ロケットについては
8月のイベントに間に合わなくても、11月もあるし、来年もあるのだから、
まだまだ楽しめるだろう。

とりあえず、AVRの書き込み機を作らないことには、せっかく購入したAVRのマイコンが
死蔵されたままになっているので、これから手をつけるかなぁ。

何だか、整理しないとやたらとやることが多いような気がする。

2005年6月20日

目覚まし時計壊れる

Filed under: Weblog — @ 3:04 AM

寝転んだまま、時間をセットしようと手を伸ばしたら、棚から滑り落ちて動かなくなった。
原因を探ろうと、分解したら、ギヤを止めるプラスチックのシャフトが折れていた。
この目覚まし、展示会のサービス品でもらったもの。

朝、早くに出かける必要があるので、あわてて、家中目覚ましを探して回って
もう一つのサービス品を見つけた。

ところが、こちらは、取扱説明書に利用電池の型番が書いていない。
サイズから見てSR44かなと思っていたが、箱の中に液漏れしている古いボタン電池が
ビニール袋にパックされて入っているのを発見。その電池、AG13で互換表を見るとLR44。
液漏れのあたりを丁寧に拭いて、セットするととりあえず動き出した。

ということで、何とか回復したけれど、明日ちゃんと鳴るかなぁ・・・

やっぱり、ギヤやシャフトは金属の方が安心だね。

安いものには理由がある・・らしい

2005年6月18日

模型ロケット打ち上げ

Filed under: 組込みシステム — @ 8:25 PM

朝、5時半に起き出して、7時中井PA集合というスケジュールで
静岡県は大井川の河原まで模型ロケットの打ち上げに行ってきた。

「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」の河原は、
ただただ広く、ロケットがパラシュートで落下するときに
多少風で流されようとも、平気なほどの広さがあった。

幸い、梅雨時とはいえ、雨も降らず(というか、日差しが強く日焼けした)、
少し風はあったが、絶好の打ち上げ日和であった。

数人で小規模にと思っていたのに、総勢20人近いお祭り騒ぎになって
びっくりしたけれど、無事に打ち上げを成功させてきた。

軽いAlpha3ロケットに強力なC型モータを載せて打ち上げるときには
みんなロケットのロストを覚悟したけれど、大井川の広さと、
(偶然起きた)パラシュート故障のおかげ(?)で、上昇高度は
高かったけれど、下降時に風に流されることなく無事回収可能であった。

でも、軽い機体にC型モータ搭載での打ち上げは心臓に悪いね。

焼津漁港が近いので、お昼は漁港近くの食堂で地魚料理を堪能し、
夕方には家に到着。

あ~楽しかった。。
(注:これは、あくまでも仕事の一環であって、遊びじゃないよ)

2005年6月17日

形あるものは壊れゆく

Filed under: Weblog — @ 2:13 AM

といっても、諸行無常という話ではなく、我が家の10年物のテレビ。
もともとあまり見ないので、押入れが設置場所になっていたのだけれど、
サッカーの試合を見ようとスイッチを入れたら、動かなくなっていた。

こういった試合の映像はブロードバンドでリアルタイム配信とかしてくれると
うれしいのだけれどね・・

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